肘の痛み テニス肘、野球肘など 完結編?

数回、違う内容のブログも挟ませて頂いておりますが、先日のブログ含め、3回目になる肘の痛みについて。。

今回が、一旦、最後となるとは思いますので、、ご興味がある方は、ぜひお読みください。

 

最初の肘の痛み、症例報告のブログは、 ➤➤ こちら

 

読んでない方は、前回のブログを読んでいただいたほうが良いかと思われます。

 

そんなわけで、前回書かせて頂いた女性の方。

昨日、お越しになったので、その経過と考察など含め、ご紹介させていただきます。少し長めの文になると思います。。

 

昨日が、4回目の来院となったこの方ではございましたが、前回、抵抗時の痛み、抵抗なしでの手首を挙げる背屈時痛に関して、抵抗時痛は、若干残っていましたが、抵抗なしでの背屈時には、痛みはなく、違和感のみで、肘を曲げたり伸ばしたりは問題なし。

 

ということで、前回よりは、経過は良かったと思います。

特に、肘の伸ばした状態で、何かを持ったりするような動き。というふうに、困る症状は、だいぶ限定的にはなっていたというのが率直な印象でした。

この方に関しては、体幹の問題、機能不全が一番の原因だと推測しておりましたので、そのようなアプローチといわゆる腹筋などの弱さを指摘しながらの施術をすすめていたのですが、そこで、肘痛が出る少し前に、腰を痛めた覚えがあるというお話になりました。

 

その腰の痛さがあった状態で、仕事上、10Kgくらいのモノを運ぶ作業がたまにあり、その際に腕に頼って、無理な持ち上げ方をしたのかもしれない。。というお話になり、絶対ではないですが、それが肘痛の原因かも。。という話に落ち着きました。

十分に起こり得る経緯だとは思います。

そのため、体幹や骨盤周囲へのアプローチで肘痛の変化が出たのではないでしょうか??

整体をする上で、身体などの聞き取り、エピソードはかなり重要な要素でもあるので、もう少し細かく聞くべきだったと反省はしております。

 

腰が痛い、筋肉痛などある場合、重いものを持つ際には、腕ばかりに頼ったり、変な姿勢で動いてしまうこともありますので、いろんな理由から、どこか痛み、不具合を生じることはおおいにあるはずです。

そういう意味では、今回のように、肘の痛みに対して、腰や体幹からのアプローチが有効となることもあるわけです。

今回の方への体幹アプローチに関してましては、肩甲骨を基本に体幹までアプローチ可能な理学操体の『Kポジション』という手技も使わせていただきました。この手技については、イラスト動画もございますので、こちらもご参考にどうぞ♪

 

 

少し話がそれますが、当院でもよく使うKポジション。

肘痛だけでなく、肩こりや首痛、頭痛など、いろんな場面で使わせて頂いております。

 

ご参考にどうぞ。

 

 

 

そして、昨日の女性の方は、最終的に、肘の痛みはさほどなく、抵抗時の違和感などは残りましたが、体幹の機能を向上するようなセルフケアと、手首や前腕、手に対してのセルフケアを再度確認させていただき、一旦終了ということになりました。

もう少し経過を追うべきかもしれませんが、その方とは、そういう流れになりましたので、再発しないことを願うばかりですし、セルフケアをしていただくことで、自分のお身体に向き合っていただければと思います。

 

今回、ブログで3回に分けて、肘痛に関して書かせていただきましたが、肘ばかりに着目するだけでなく、いろんな身体の部位、全身をみることで、肘痛が軽減する可能性はおおいにあるということをお伝えできればと思い、書かせていただきました。

この女性の方は、正直に言えば、来院の頻度や間隔が少しゆっくりではありましたが、2か月半くらいで4回という来院回数での経過になりました。なかなか来院できない、保険がきかないなどはあるとは思いますが、、肘痛などでお困りの方は、一度、邪道!?な整体などにもご相談くださればと思います。

いろんな可能性、あると思いますし、知らないだけかもしれませんよ。

 

よろしくお願い致します。

 

 

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